【レッドアロー 池袋線】吾野周辺で撮影
レッドアロー 池袋線・西武秩父線 ラストラン
昨日2020年3月13日をもって、池袋駅から西武秩父駅までを結ぶ、池袋線・西武秩父線レッドアロー号(西武10000系使用)の定期運行が幕を閉じました。ラストランには各駅・沿線に多くの人がお別れをしに訪れたようです。
池袋線・西武秩父線においては1969年より、5000系を用いた初代レッドアロー号が運行を開始しました。その後1994年に「レッドアロー」の名称を継ぐ形で、「ニューレッドアロー」号がデビューしました。
今回のダイア改正により池袋線・西武秩父線の特急は、2019年にデビューした「ラビュ―」001系に置き換えられます。よって半世紀にわたり親しまれてきた「レッドアロー」の名称が、池袋線・西武秩父線から消滅することになったのです。
子どものころから見てきた特急車両だっただけに、池袋線からの撤退は少し寂しい思いがありました。最後に、山間を走る特急らしい姿を記録しようと、2月の終わりごろ、有名撮影地に向かいました。
吾野~東吾野 間の撮影地へ
有名撮影地に到着しました。あまり秩父線方面には来ないので初めての訪問です。とはいってもまだここは正式には池袋線の区間(細かいことですけどね)。数人ファンの方がおられたのですぐに場所が分かりました。
自分は三脚も折り畳み椅子も持たない軽装での参加です。
練習を数枚。余白を多めにとって、山間を走る感じを記録しておこうと思います。
西武秩父駅から折り返してきたレッドアロークラシック。今後は、新宿線でも運行してくれるのでしょうか。
こちらの撮影地、車で来ている方も多いようでしたが、駅から歩ける場所です。
やっときました。正面にはあまり日が回ってくれませんでしたが、最後に自分の手で記録できたのでそこはよかったかなと思います。このあと「お先に失礼します~」という感じで、この場所を離れました。
ビデオカメラも持ってくればよかったかなと少し後悔。
先ほどの有名撮影地から、俯瞰できそうな場所を発見したので、そこを目指して歩いてみることにしました。折り返しまではまだ時間があるので。
踏切が見えたので、近くに寄ってみるとここでも撮影できなくもなさそうということで張ってみました。
俯瞰できそうなところまで歩いていきます。急な坂を登る。
結構いい感じで葉が落ちた木の枝の間から、俯瞰できました。葉が茂る夏は俯瞰できるのか微妙です。赤い鉄橋が良いアクセントになります。
まだ時間があるので先ほどの踏切まで戻りました。
曇って暗くなってきてしまいました。山間部だからわからないですね。
先ほどの電車が西武秩父駅から折り返してきました。ほかにも下りを撮れる有名撮影地はありますが、狭い場所なので混雑していると怖いですから、ここからで。
あと望遠レンズを持ってないので(;´・ω・)
後追いを。西武10000系は後追いのほうがかっこいい感じがします。ラストラン告知ポスターでも所沢付近で撮影したと思われる、後追いの写真が使用されていましたが、やはり後追いのほうが、かっこいいかもしれませんね。
「ああ行ってしまったな」という寂しさも混じります。
車掌さんが少し微笑んでいるようにも、見えました。
待ち時間に。
先ほどの俯瞰ポイントまで戻り、西武秩父に向かうレッドアロークラシックを撮影しました。また戻ってくるころには暗くなってしまうので、これを最後に帰宅しました。
とてもセンスのいい、ポスターだと思います。ラストランヘッドマークもかっこよかったです。今後も西武沿線に住み続けられたらいいな、と思います。自分ではどうしようもない部分もありますが、離れたくはないですね。
吾野駅に戻りました。最後に、先日最後の運行となった池袋乗り入れの4000系を。あまり乗ったことはないですが、登山客に人気の電車だった気がします。池袋から乗れるちょっとレアな、いつもと違う雰囲気を味わえる素敵な電車でした。
ありがとうレッドアロー号!